障害者支援施設で働いて嬉しかった瞬間3選|現役生活支援員の体験談

福祉の仕事というと、「きつい」「大変」といったイメージを持つ人も多いと思います。

実際に私も障害者支援施設で働く中で、大変だと感じることはたくさんあります。利用者さんへの対応に悩んだり、思うように支援が進まなかったりすることも少なくありません。

それでも私がこの仕事を続けているのは、利用者さんとの関わりの中で感じる嬉しい瞬間があるからです。

今回は、私が実際に障害者支援施設で働く中で特に嬉しかった出来事を3つ紹介したいと思います。

目次

支援を拒否していた利用者さんが受け入れてくれた時

私が新人だった頃、慣れない支援員に対して強い拒否を示す利用者さんがいました。

食事や清拭などの支援も断られることが多く、正直なところ「どう関わればいいんだろう」と悩んだことを覚えています。

しかし、だからといって関わりをやめることはせず、毎日の挨拶や何気ないコミュニケーションを続けていきました。

すると少しずつ表情が柔らかくなり、支援も受け入れてもらえるようになりました。

今では顔を見ると微笑んでくれることもあり、その利用者さんとの関係性の変化は今でも印象に残っています。

信頼関係は一日でできるものではありませんが、日々の積み重ねが実を結んだと感じた瞬間でした。

ご家族から感謝の言葉をいただいた時

利用者さん本人との関わりだけでなく、ご家族から感謝の言葉をいただいた時も嬉しさを感じます。

以前、ご家族から「帰省した時の不潔行為が減りました」と声をかけていただいたことがありました。

施設では日々の生活支援を行っていますが、その成果はなかなか目に見えないこともあります。

だからこそ、ご家族から変化を教えていただいた時はとても嬉しかったです。

利用者さんへの支援は施設の中だけで完結するものではありません。

ご本人やご家族の生活にもつながっていることを実感し、この仕事の大切さを改めて感じました。

育休中に「寂しかった」と言ってもらえた時

子どもが生まれたことをきっかけに育休を取得していた時のことです。

ある日、書類を提出するために久しぶりに職場へ行く機会がありました。

すると、話すことができる利用者さんの多くが私の顔を見るなり「久しぶり」「寂しかった」「なんで休んでたの?」と声をかけてくれました。

中には「いつ戻ってくるの?」と聞いてくれる利用者さんもいて、気づけば10人ほどの利用者さんとそんなやり取りをしていました。

普段は当たり前のように接していた利用者さんたちですが、自分がいない間のことを気にかけてくれていたことが本当に嬉しかったです。

その時は少し照れくさい気持ちもありましたが、「ちゃんと関係性を築けていたんだな」と感じることができました。

嬉しい瞬間があるから続けられる

福祉の仕事は決して楽な仕事ではありません。

身体的にも精神的にも大変な場面はありますし、思うようにいかないこともたくさんあります。

それでも利用者さんとの信頼関係が深まったと感じる時や、自分の関わりが誰かの役に立ったと感じる時には、この仕事を続けていて良かったと思います。

支援はすぐに結果が出るものではありません。

だからこそ、小さな変化や利用者さんとの関係性の積み重ねが大きな喜びになります。

まとめ

障害者支援施設で働いていると、大変なことや悩むこともたくさんあります。

しかし、その一方で利用者さんとの信頼関係が築けたり、ご家族から感謝の言葉をいただいたりと、この仕事ならではの嬉しい瞬間もたくさんあります。

私自身、そうした瞬間があるからこそ今もこの仕事を続けられています。

これから福祉の仕事を目指す方にも、仕事の大変さだけでなく、こうしたやりがいや喜びがあることを知ってもらえたら嬉しいです。

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