掃除の知識を身に付けるだけではなく、実技を通して掃除技術を習得する日本掃除能力検定(掃除検定、掃検)ですが、少々マイナーな検定であるため勉強法や参考書について分からない人も多いのではないのでしょうか。
私は4ヶ月で2~5級までを働きながら取得できたので、早めに取得したい人・どのように勉強したらいいかわからない人にはとても参考になると思います。
掃除検定についてはこちらの記事を参考にしてください。

おすすめの参考書
まずは勉強するにあたって必須とも言える参考書について説明します。
①公式テキスト
結論から言うと公式テキストが最も掃除検定の取得には適しています。
理由としましては掃除検定の問題はすべて公式テキストから出題されるからです。
そのため公式テキストは絶対に購入してください。
公式テキストは日本掃除能力検定の公式ホームページからAmazonで購入することができます。
また、メルカリなどでも出品されている場合があるためチェックしてみてください。
自分は掃除検定を受験した知人から譲っていただきました。
都合により現在2・4級の公式テキストは販売中止になっているようです。
掃除検定の試験について
今回は5級をイメージして説明します。
試験内容に関しては5~2級まで変わらないため参考にしてください。
試験内容
試験時間…40分
出題形式…多岐選択式問題(複数の選択肢が表示され、そこから1つを選ぶものです)
出題数…50問
合格基準…総合スコア80%以上
出題内容
先ほど試験の問題は公式テキストから出題されると話しました。
5級のテキストは4章で構成されています。そして実際の資格試験も4章に分けて出題されます。
そのため、公式テキストの全範囲を勉強しておく必要があります。
5級は以下のような構成になっております。
- 1章…知識としての掃除
- 2章…技能としての掃除
- 3章…作法としての掃除
- 4章…掃除用語集
勉強のコツ
それぞれの勉強のコツについて説明します。
1章は洗剤や汚れについての知識、2章はその知識を利用した実際の掃除についてになります。
この1,2章がメインで試験には出ると思ってください。そのため全体的に学んでおくのが無難ではありますが、その中でも特に重要なのが赤枠や青枠で囲われているところです。注意点など枠で強調されている箇所はしっかり覚えておきましょう。
もう一つ注目しておくべきところが小題になっているものです。例えば「洗浄の4つの要素を知ろう」という小題ではその名の通り洗浄の4つの要素に関しての説明があります。つまりこの4つの要素が検定では出題されやすいということになります。
3章は作法としての掃除になります。この章に関しては文章で出題されて穴埋めで出題されるものが多いです。
そのため文中の「」で示された部分などは問題になりやすいです。
最後に4章はこのテキストに出てきた用語集になっています。5級に出てくる単語は学生の頃に学んだ理科の用語なども混じっており聞きなじみのある用語も多いのではないでしょうか?
そのためまずは聞いたことのない言葉をしっかり頭に入れておきましょう。
例(エフロ、ホーロー、テラゾーなど)
次に似たような言葉も混ざらないよう覚えておきましょう。
例(酸化型漂白剤と還元型漂白剤など)
選択式のため常識的な範囲の用語は一言一句覚えなくても問題はないです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は日本掃除能力検定5級の試験概要と勉強のコツについてお話ししました。
この記事を参考に勉強をしていき、皆さんが合格できたら幸いです。
好評であれば4級以上の説明もしたいと思っていますが、5級に合格すれば問題の雰囲気などが掴めるため、それ以上の級は勉強が楽になると思います。
仕事で資格の取得を目指す人、掃除についてもっと勉強したい人
受験理由は様々でしょうが皆さんの役に立てたらうれしいです。
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